最近、株に興味を持っている。
仕事の給料では贅沢ができないため、お小遣い稼ぎになったらいいな~、なんなら億万長者になれたらいいな~という絵にかいたような妄想をしていた。
そこで、図書館へ行き株式投資の棚を眺めていると、この本が目に入った。
東大生の言うことは間違いない。(判断は自己責任でお願いします)
本書は第一部が株の基礎知識、第二部が東京大学株式投資クラブ「Agents」のメンバーが投資する銘柄をどのように決めているかの様子が描かれる。
第一部もさすが東大生、きっとみんな家庭教師とかしてるんやろな(偏見)と思うようなわかりやすい説明をしてくれるが、この本の特徴は何といっても第二部にある。
自分で銘柄を選んでの投資をしたことがない自分にとっては、投資クラブの面々がなにを判断材料にして投資を決断していくのかを知れたことはとても良かった。
自分が今後投資していくうえで、どこまでの根拠を集めて投資に臨むべきなのか、一つの基準を得ることができたと思う。
それに加えてよかったと思えたことは、本の中で示されている銘柄選びの過程が、自分でもやってみたいと思ったほど面白そうだったことである。(あなたがどうかは分かりませんが、私は楽しそうと思えないと始めることができないもんで…)
「株式投資の教科書」として、非常にお勧めできる本である。
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